ホリスティックとは、ギリシャ語の「ホロス」から生まれた言葉であり、「全体的」という意味合いで使われています。病気になった時に悪くなった部分のみに働きかけるのではなく、精神も含めた全体を総合的にケアすることで健康を維持できるという考え方です。
人間の全体を見る
医学の進歩はめざましく、特に西洋は人間の体のつくりや臓器の治療法において非常に科学的な考え方をしていました。人間の体を分析し、細胞や臓器の働きにのみ注目した医療でした。
しかし、精神が体に及ぼす影響の大きさを認識した近年では、肉体的、精神的双方からの働きかけを行う「ホリスティック」が注目されるようになりました。
健康には目に見えない魂やエネルギーも大きな影響を及ぼしているという考えが認められるようになったのです。
東洋医学は精神やエネルギーが人間に及ぼす影響に関して、昔から重要であると考えられてきました。
特に中国では気功が代替医療として使われています。
ヨーロッパのホリスティック医学
ヨーロッパでも近年ホリスティック医学の考えが浸透しており、ヒーリングなどスピリチュアルな医療も行われています。イギリスやカナダではがんの治療にヒーリングが使われているそうです。
ヒーリングを行うことによって、人間が本来持っている自然治癒力を高めます。
自分の力で病気を良くしようという考えです。欧米では霊的なエネルギーを借りて行うヒーリングはスピリチュアル・ヒーリングと呼ばれており、国家ライセンス制度によって管理されています。
ヒーリング療法は、きちんと国に認可されている、正式な医療法なのです。
ホリスティックと自然治癒力
ホリスティックでは、人間の自然治癒力を高めることによって病気を治す、という考えを持っています。
しかし生き物が本来持っているはずの自然治癒力は、生活習慣の乱れやストレスなどで簡単に弱まってしまいます。医学で症状を改善させても病気になる原因を解消しなければ意味がありません。
本当に健康的な生活を送るためにも、体内のスピリチュアルな部分に働きかけることが重要になります。
福岡院、佐渡院の院長が講師を務めている『ホリスティックナチュラルセラピー協会』では、人間をエネルギーとしての存在として捉え、日々の生活に役立つ様々なワークを開催しています。
ホリスティックナチュラルセラピー協会公式HP
http://www.holisticnaturaltherapy.com